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ハワイ物価高騰 リアルな値段と現実【レストラン編】ー現地ライター調査ー

もともと物価が高いことで有名なハワイですが、昨今のインフレでますます物価が高騰しており、軒並み値段改正が行われ、値上がりをしています。今回2020年に実際にガイドブック用に取材したレストランの値段と2022年現在の値段をリアルにご紹介していきたいと思います。

目次

パンケーキ店 & 朝食店

ブーツ&キモズ (Boots & Kimo’s)

どんなに日本の観光客の間に人気になっても日本出店はしないと決めている「日本未上陸」のパンケーキの人気店。 パンデミック中に同じカイルア市内に移転をしました。

マカデミアナッツパンケーキ 2020年 15.99 → 2022 年$17. 99 (2ドル増)


モケズ (Moke’s Bread & Breakfast)


ブーツ&キモズと同じくカイルアにあるもう一つの人気朝食店。カイムキにも店舗があります。ここはリリコイパンケーキがシグネチャー。

リリコイパンケーキ (2枚)2020年 $8.95 → 2022年 $12.99 (4ドル増)


モエナカフェ (Moena Cafe)

日本に進出していた店ですが撤退をしてしまったので、今またハワイに来ないと食べれない店となりました。

○ストロベリーミルクパンケーキ (1枚) 2020年 $12 → 2022年 $13 (1ドル増)


I HOP

ワイキキで24時間営業しているファミリーレストラン。ザ・アメリカなパンケーキを食べたくていく人も多いですね。

○ダブルブルーベリーパンケーキ 2022年 $12.99 → 2022年$18.39 (5.40ドル増)


オーバーイージー(Over Easy)

カイルアにある人気の朝食店。2022年10月にリニューアルしています。

○カルアピッグ ハッシュ 2020年 $14 → 2022年 $18 (4ドル増)

ヘルシーなピクニックフード Tucker & Bevvy

タッカー&べヴィー

オーストラリアスタイルのピクニックフードを提供している店。ワイキキには、ハイアットリージェンシーワイキキとパークホテルの1階にあります。さらに大手オーガニックスーパーのホールフーズででも販売しています。

○コールドプレスジュース 2020年 $8.50 → 2022年 $8.99 (49セント増)

ガーリックシュリンプ  Romy’s

ローミーズ

コロナ禍で観光客がいない時でも地元客で長蛇に列だったローミーズ。店裏で養殖した新鮮な海老で作り、さらにお頭つきなのが他店と違うところ。

○バターガーリックシュリンプ 2020年$14.75 → 2022年$16.95 (2.20 ドル増)

スパニッシュロールの名店  Nanding’s Bakery

ナンディングス ベーカリー

フワっとした生地でほんのりあまい味わいのスパニッシュロールが大人気。オアフ島には全部で3店舗あります。

○スパニッシュロール 3本 2020年 $1.20 → 2022年 $1.80 (60セント増)

ステーキハウス店  Hy’s Steak House

ハイズ ステーキハウス

ハワイで40年以上続いている老舗のステーキハウス。ドレスコードがあるので、基本カジュアルなハワイでちょっとお洒落ができるレストランです。

○ポーターハウスステーキ 2020年$125 → 2022年 $172 (47ドル増)

飲茶の名店 Legend Seafood Restaurant

レジェンド・シーフードレストラン

チャイナタウンで飲茶(ディムサム)と言えばココ!と誰もが名前をあげる名店。

○マナプア 2020年$2.95 → 2022年 $4.95 (2ドル増)

物価高騰が原因で起きている現象

物価高騰により人気メニューが消える

ゴルフ場にあるレストラン60Fore で食べたアサイボウルとロコモコ

先日ゴルフ場にあるレストランに朝食を食べに時、そこはパールハーバーにある人気レストランバー604系列の店なので味は間違いない店。 朝食メニューあった「アサイボウル($11)」を注文し、食べてみるととても美味しくて大満足。すると、店員に「アサイボウルは人気メニューなんだけれども、もうすぐメニューからなくなるんだよ。このインフレでアサイの値段も急騰してしまってもう無理なんだ」と伝えられたのです。 このような現象はきっとあちこちで起きており、もしかしたらあなたのお気に入りだったメニューがなくなっている可能性もあります。実際にここに1週間後にまた再度訪れたら、メニューが変わっていて、アサイボウルだけでなく、他にもとても美味しかったアドボフライドライスもなくなっていました(涙)

家賃値上げにより閉店を余儀なくされたレストラン

先日もロコたちに人気の韓国レストラン「Choi’s Garden」が2022年10月いっぱいで閉店という知らせを聞き衝撃が走りました。数年前にリノベーションをして、とても綺麗な建物に変えたばかりだったのになぜ?!と多くの人が思いました。リース契約の問題ということだったので、つまり賃貸の更新時期になり、家賃の大幅値上げとなったということだと思います。

パンデミック中にも名店がたくさん閉店に追い込まれましたが、こうした現象は今後もどんどん増えるのかもしれません。

ハワイのファミレスZippy’s ではキッチンフィーが追加

ハワイ発祥のファミリーレストラン「Zippy’s」では、今年9月より「キッチンフィー」が新たにチャージされるようになりました。こちらは、物価高にともない生活も大変な中キッチンで働いている人たちに働く意欲をもってもらうためにとられた措置になります。 「チップを払っているじゃないか!」と思われるかもしれませんが、チップはもともとウエイターやウエイトレスのサーバーに与えるもので他の従業員にはあげるのは違法なんだそうです。 そこでやむなく新たに「キッチンフィー」として、食べた合計の2%分が追加されます。

ただし、これは店内で食事した時の場合のみになり、テイクアウトの場合はキッチンフィーはチャージされません。

実は、Zippy’sよりも前にハワイアンフードが食べられる人気店「Highway Inn」はすでに前々からキッチンフィーをチャージしていたと知り驚きました。一方で、ロコたちに大人気の和食レストラン「Gyotaku」は、キッチンフィーをチャージしたら、お客から苦情が殺到し、結局とりやめたんだそうです。ちょっとした笑い話ですね。

おもしろ話: 物価上昇でハワイがNYにマウントをとったニュース

物価上昇のニュースで先日おもしろいニュースがありました。こちらはすでにポッドキャスト(音声配信)で紹介していますので、よかったらお聴き下さい♪  

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この記事を書いた人

ハワイ在住12年
無駄に深掘り大好き
主婦ライター&ポッドキャスター

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